裁縫箱 ソーイングボックスまにあ

洋裁を始めてはや4年。「いつか裁縫箱を買いたい!お菓子箱の山は卒業よ!」と思いつつあまりの種類の多さに迷って決められない。そんな自分の資料整理として開設しました。 同じように裁縫箱、ソーイングボックス選びに迷っている方の参考になれば幸いです。洋裁、手芸関連の情報も少しあります。

まあこの洋服製作記

綿麻エプロンその2【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

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綿麻エプロンその2です。
エプロンその1のお姉さんさんの分です。

こちらは綿麻ですが、エプロンその1の綿麻とは綿と麻の配合率が違っていてもっと分厚くてざっくりした感じの布です。

縦糸がとても太くて横糸がほそく、「分厚いけれど涼しげな布」でした。


縦ストライプのエプロンで縦ラインを強調し、下のポケットだけバイヤスに
なってます。

私はポケットは横じまがいいという意見で、母はポケットはバイヤスが
いいと言ってケンカしました(笑)

あと見えにくいですが、胸の部分に縦じまでペンを刺せるような
細いポケットがあります。


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下の写真は母が余り布で作ったおまけのカフェエプロンです。

ちょっと光が足りなかったなー。暗くなっちゃった(><)

こちらは横ストライプに縦ストライプのポケットです。

綿麻でもなんか布もデザインもちがうので表情というか路線が違うかんじ
がします。


洋裁をしていると最初はペラペラの布が縫っていくうちに立体になっていく感じや、急に布が重くなって「あ、もうすぐ完成だな」と感じる瞬間がとても好きです(^^)



ところでやっと複数の写真を1つの記事に載せるやりかたがわかりました。
(遅っ!)

初めてなのでファイルが大きすぎかもしれませんがそれについてはおいおい研究していきたいと思います。


綿麻エプロン完成【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

1c425500.jpgやっと綿麻エプロンができあがりましたー(><)!!
(クリックで写真が拡大します)

形としては「後ろあきスモックエプロン」です。

これを使う人がもともと大柄+現在妊娠5ヶ月とのことで、半分マタニティな感じで作成しましたが....なんかうちの9号のトルソーに着せると余計巨大に感じます(^^;)


エプロンの形としてすべて作ってから、思いつきで麻トーションレース
をつけてみました。

結果としてつけて良かったです♪
(ポイントとしてしまったような気がします)
布とレースに麻を使用しているので素材同士の相性が良いですね。

この季節は麻はとても涼しそうです(^^)


洗って使い込んでいくと、もっとクタッとなりそうてすね...。
綿麻はそこがいいんでしょうかね?


布が綿麻、レースが麻トーションと私にとって初めてづくしの素材
でしたが、麻など夏ならではな素材をもっと楽しんでみてもいいかな
と思いました♪


今回は、布持ち込みでデサインを指定されてエプロンを作成しましたが....。
持っていくまでは作品を気に入っていただけるかどうか緊張します(><)

アロハシャツ+かごきんちゃく完成【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

57338e81.jpgやっと例のアロハシャツが完成しましたー!
(クリックで写真が拡大します)


これを作るまで長い道のりでした.....(^^;)

体調を崩してずっと寝たり起きたりだったり、寝ていて腰をひねって
しまってかがめなくなったので、布の裁断とかできなかったり。


そういえば洋裁って、かがむ姿勢が多いような気がしますね。

私が布の裁断や型紙作りを床でやっているからかもしれません。
だってそんな広い机ないし、我が家の広いスペースといったら床しか
ないんです(T0T)!


まぁそんな話は置いといて。


仕立てる前は、「どんなアロハシャツになるのだろう?」とちょっと不安
でしたが、レトロで渋かわいい感じになりました。←自画自賛

試作品のアロハにくらべて布が薄くて涼しげだし、やはり竺仙の生地なので
高級感があります。この布の高級な感じを文字や写真で説明できません。

腕の未熟さを布の良さに助けられた感じです



おまけのかごきんちゃくは母が作りました。

100円ショップのかごと余り布で作成。うちの母は余り布で何かおまけを
作るのが得意です。

主婦が冷蔵庫の余りで料理をちゃちゃっと作るのに似てます。
もう少し時間はかかりますが(^^;)


なんとか完成したアロハシャツとかごきんちゃくです。

依頼人の姉妹に喜んでもらえるといいんですが.....(><)

作品についてコメントいただけると幸いですv

母のニット服【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

463af3e6.jpg私の母も洋裁をします。

私がソーイングやりはじめの頃にわからないところがあると母に「これはどうやるの?」と聞いていました。


それに答えているうちに、自分がどうしても答えられない部分が
ありました。

答えられない自分が悔しい!

母の負けず嫌いの血が騒ぎだしました。疑問点を徹底的に
調べて克服したりしているうちに母もソーイングにはまりました。


ソーイングを始めるには変わったキッカケかも...(^^;)



そんな母は今、ニットソーイングにはまってます。


理由は
「普通の服より速くできるから!」だそうです。



たしかにニットソーイングは速くできるし、自分が普段着ている服も
Tシャツやカットソーなどニットのものが多いです。

それに今は服を作るまとまった時間がとれないので、自分達の服を
作るときはすぐできるニットのものが多いです。



で、今回は母のお気に入りの勝負服「和柄のハイネックTシャツ」の
写真を載せようと思っていたのですが、お気に入りで着倒したためヨロヨロで
くたびれていたので却下になりました(^^;)

代わりに母が最近作ったニット服を載せました。
(クリックで拡大します)



参考にしたのは佐藤貴美枝さんの
「やさしいベーシックスタイル佐藤貴美枝のニットソーイング」です。

普通の丸首カットソーを作ろうとして失敗したので、襟ぐりをスクエアネックに
カットしてごまかしました。(襟ぐりは共布のバイヤステープ始末です)


我が家はニットソーイングを本から作る場合は、だいたい
「やさしいベーシックスタイル」と「ニット地で作るミセスの服」と
「lalalaロックミシンソーイング」の3冊から作ります。

シンプルな型紙が多く載っているので、アレンジすれば応用がきくからです。



今回の布はランダムボーターです。個人的に普通のボーダーよりも
ランダムボーダーの方がスリムに見えると思います。

写真では見えにくいですが、黒のボーダーの間にシルバーのラメニットが
入っています♪

母の執念で柄あわせもめちゃくちゃキッチリ合わせています。



今回はカジュアルな普段使いのカットソーです。
母の好みはフェミニンよりもカジュアルやスポーティなのが好みです。

性格も服の好みもなにもかもが正反対親子ですが、唯一ソーイングが共通の趣味です。


生地:1.5m着分780円
型紙:「佐藤貴美枝 やさしいベーシックスタイル」

アロハシャツ本番用の布【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

aa429853.jpgアロハシャツ試作品もなんとかできあがったので、いよいよ本番用の製作に入ります。


これが本番用の反物です。
(画像クリックで拡大します)



つくしと野菊と金魚藻みたいな柄で、ちょっとシブ系です。

これを洋服にしてうまく化けてくれるといいんですが....。
今現在、どんな仕上がりになるか見当がつきません(><)
(こわいよー)


この布はおもてと裏の区別がほとんどありません。

この染め方は「注染め」という染め方で、表と裏から模様が全くずれないようにして染めるという高度な技だそうです。

現在のゆかたの染め方の主流が「注染め」です。
ただ、機械使用の印刷とちがって、職人の技を駆使した手仕事で一反ずつ製作されるそうです。


この話を聞いて反物が高いのも納得!でした。



ちなみにメーカー名は「竺仙」(ちくせん)という東京は日本橋のところだそうです。


呉服屋さんが
「ここの布はとても良い品質で、私どもも自信を持ってオススメできます。
 職人さんの手仕事を実際に見ると、売る方の私どももいいかげんな気持ちで販売できないですね」

と語っていたのを思い出しました。


がんばって作ろう!という思いとちょっとプレッシャーが混じってます(^^;)

とにかく製作です。




シフォンのプルオーバー【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

8add8297.jpgこれはちょっと失敗作なんですが載せてしまいました(^^;)

1年前に作りはじめて、今ごろになって完成しました。


例の、「マネキンが着ていた既製品の似たようなもの」です。

型紙は「フィーメイル2005年夏号」の中のものです。
(これが一番似た感じの型紙だったのでこれを採用しました)


完成に1年近くかかったわけは
布がシフォンだったからです!

シフォンには初挑戦でしたが、シフォンという布をなめていました!

薄くてフニャフニャしていて切りづらい縫いづらい、寄れるわで
泣きが入りました(T0T)


しかも袖の部分に切り込みを入れてから2ミリの三つ折りがどうしてもできなくて、ずーっと放置していました。
.
.
.
.
.

やがて季節が巡って夏になりました。それでどうしても完成させたいと思って
ある手段をとりました。

縫うのはあきらめて、袖の切り込み部分は「ほつれ止めピケ」で固める
という荒業です。



まぁ、似たような感じにはなりました。これは重ね着用のプルオーバーなので
下にキャミソールを着る予定です。

デザイン的には、ボトムがスカートでもカーゴパンツ等でもいけそうです。
ひもは前で結んでも後ろで結んでもどっちでもいいみたいです。


それにしてもシフォンはまたリベンジです。
これを作り終えてから一時硬化スプレー(一時的に布を固くして後で元に戻るスプレー)の存在を知りました。

今度それを買って、シフォンにリベンジする予定です!

アロハシャツ試作品完成【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

c27dab08.jpg以前記事にしましたアロハシャツの試作品がなんとか完成しました。
(画像クリックで拡大します)

サイズはメンズのLサイズで作ったから、
スリムなトルソーちゃんには
ぶかぶかですねー(^^;)

「クライムキのメンズシャツカタログ」を参考にして作製しました。
ロックミシンを使った早縫いシャツじゃなく、全部折り伏せ縫いの
シャツにしたので手間がかかりました。

でも手間がかかったけれど、表も裏もキレイなシャツになって
よかったです。

やっぱりこの本買ってよかった!
いつも微妙に失敗する衿先の部分も綺麗にとがってくれたし!
手早く綺麗に作るワザが満載ですね。


水色の方がグレーよりちょっとだけ丈を伸ばしています。
同じ型紙+同じ柄ですが、布の色がちがうとイメージがちょっと変わりますね。



本番用のサイズ調整をするためにこれを今日、依頼人の姉妹のもとに
持っていったところこの試作品も気に入ってくれたみたいで....。

レトロな感じの柄が気に入ったみたいです
(気に入ってくれてちょっと安心)

試着してもらったところ「大きいかな?」と思っていたら
サイズぴったりでした。



2着試作品も作ったことだし、これでなんとか安心して(?)
本番の反物にトライできそうです。





エプロンの思い出【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

0f421c60.jpg今回はエプロンのお話です。

このエプロンには少し悲しい思い出があります。
これは今年の1月に作ったもので、知人の友人のために作りました。
(画像クリックで拡大します)





その知人はガンで闘病中で、手術後はおなかをしめつけないパンツ
が良いということで、私はときどきお見舞いとしてウエストゴムの
カーゴパンツを何枚か縫って彼女に贈りました。

たて方向のドローストリング(ひもでしぼる)のデザインで
作りましたが彼女はとても気に入ってくれて、いつもそのパンツで
お出かけしてくれていたそうです(^^)



彼女から「友人の贈り物としてエプロンを縫ってほしい」と
頼まれたのは去年の6月。

一応引き受けたのですが、すぐに縫うことができませんでした。
「ラルフ●ーレン」の生地を買ったのでそれで縫って欲しいという
ことでしたが、家のどこかにしまいこんでしまって生地がなかなか
見つかりませんでした。

ずっと生地が見つからずに話が宙ぶらりんの状態でしたが、彼女の
急に容態が悪くなり、昨年の12月に亡くなってしまいました。

今年の1月にようやく生地がみつかったと彼女のお母さんが
我が家に生地を届けにきました。

「娘は亡くなったけど、娘が友人に約束していたからエプロンを
作ってほしい」とのことでした。


それで完成したのがこのエプロンです。

柄が華やかなので形をシンプルにしてほしいという希望でした。
がんばって作りました。

参考にしたのはブティック社「手作りのエプロン&作務衣70てん」です。(またしてもマイナー本です)
P10のエプロンのフリル無しにして作りました。

今エプロンは彼女の友人にお嫁入り済みです。


この写真を見ると
「もう少しはやく生地が見つかって、彼女が生きているうちに
縫えていれば.....」

と、心残りというか、少し切ない気持ちになるのです。


あれ、なんかしんみりしちゃってスミマセン。



生地:ラルフ●ーレン
参考:ブティック社「手作りのエプロン&作務衣70てん」



お人形服その2【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

206ff042.jpgお人形服その2でございます。

ちなみにお人形はリカちゃんのボーイフレンドかけるくん
とリカチャンのパリのいとこシャルルです。
  ↑
リカちゃんはたしか日仏ハーフかクォーターの設定です

シャルルはデフォルトの衣装のままです。
王子様バージョンが欲しかったのですが、手に入らず
このお坊ちゃまバージョンになりました。
いつか王子様衣装も作ってみたいです♪

かけるくんのフルネームは滝沢かけるくんなんですよねー。
名前のモデルはもちろん滝沢秀明くん。

他にも今井しょうくんというお人形もいますね。たしか。
昔おもちゃ屋で渋谷つばさくんというお人形も見た記憶があります。

名前はジャニーズ事務所的にNGで、ただのかけるくんになりましたが。
ってそんな人形オタク的な知識はいいですね(^^;)


それで人形服はかけるくんの分のみ作りましたが、なにぶんむかしの
服なので今見るとアラがみえてしかたない...。

人形の服はその小ささゆえに「小さな柄の布」を見つけるのがひと苦労です。
パッチワーク用の布が良いと聞きますね。今回のチェックシャツもそうです♪

余談ですが、Tシャツの背中部分に血の跡がついているのはナイショです(笑)
(手で修正しているときにおもいっきり針を指に刺しました...)


型紙:わたしのドールブック「リカちゃん」と「ジェニー」のものを
   アレンジしてます

切り替えギャザーカットソー【裁縫箱 ソーイングボックスまにあ】

711fde5d.jpg「ショーウインドウで見た気になる服を
似たような感じに作ってみよう!」の第二弾です。

※画像クリックで大きく表示されます


これも実験作ですねー。
手間と時間はかかりましたが、出来上がりはまあまあです。
ギャザーがもっと均等に寄ってれば良かったかな?


ショーウインドウの見本の服は黒のニットでしたが、私は
こげ茶色のニットで作りました。
(地元の布屋のワゴンセール着分300円なり)


参考にした本は「ニット地で作るミセスの服」(ブティック社)
これの28ページの型紙を大幅にアレンジしました。


1.丸みのある襟ぐりをスクエアネックにする

2.上から斜めに切り替えをいれる。

3.真ん中の身ごろを4等分して5cmずつ切り開いて
 ギャザーの分量を作る

4.切り開いた分だけ真ん中の身ごろが広がるので、それを
 綺麗なカーブになるように訂正する
 (切り替えた前身ごろとうまく縫い合わせるため)


うーん。言葉で説明するとわかりにくいですねー(^^;)



私も少しだけ型紙の操作がわかってきたので、こんな感じのが
作れるようになりました。

ソーイング雑誌などで原型を切り開いているのを見て
「これと同じようにこの型紙を切り開いて改造したら
 どうなるのかな?」と考えて実験したりしています。
(実験だから失敗することもあります)

型紙をどうやって切り開いたりしているのかが理解できれば、
基本的な型紙をいろいろな形に変化させて、いろんな種類の
服が作れるようになるのかな?と感じました。

ネット等であまり評判を聞きませんが、個人的にこの本は
気に入っています。

ただ「ミセスの服」とあるので、ゆったりしたシルエットです。
細身のニットをお求めの方には向かないかも(^^:)




そんなこんなで出来上がった服ですが、意外と評判がいいです!
(だまってるとハンドメイドだとわからないらしいです)


それから忘れちゃいけない重要なポイントが!

この服は着ると実際よりスリムに見えるんです(>▽<)!!

これは重要です!

斜めの切り替えとギャザーによる「目の錯覚」ってやつです。
「これはぜい肉じゃないのよ、このギャザーのせいなのよ〜」
ということでしょうか。目の錯覚万歳!!

私だけでなく他の人が着ても、やはり実際よりやせてみえました!


....これに気を良くした私はまたいろいろと実験してみようと
企んでいます(笑)


型紙「ニット地で作るミセスの服」ブティック社
布 :こげ茶の綿ニット(着分300円)


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